NGT48 / Maxとき315号 / 楽曲レビュー
シングルにしたい!""願望""
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秋元康(作詞) 松本一也(作曲)松本一也(編曲)
★★★★★★★★★☆ (rating 9/10)
新潟48・・・NGT48の実質デビュー曲で実質最高の楽曲です。
楽曲自体に雪国感は無いのですが、雪国を走り抜けるMVは新潟らしいし、新幹線らしい。
コントラストは抑えられ、インターナショナルオレンジなどの色素は薄められて撮影されている。
ドローンで撮影された新潟の街も美しく、ゴシックなタイトルロゴのフォントも美しい。
このセンスは21世紀の今だからこそ低予算(たぶん)でも実現できるのだろう。
AKBの伝統芸
AKBグループの伝統的なシャカシャカ編曲で、作編曲者が同じ場合によくある「転調やサビの始まり等のメロディーの切り替わりと同時に編曲が変わる楽曲」になっている。
物凄く編集された弦楽器のメロディーラインや息苦しそうなエレキの音が印象的だ。
サビの打ち込みリズムも実に心地よいし、バックコーラスの声がいい感じ。
あまりボーカルの練習をさせられて居なかったのか、メンバーの登場人物は少ないようだ(問題は無い・・・)
イントロなどの鍵盤の音を日本海に響く様なキレイな音にして欲しかったという願いはある。
新潟は米
新潟のイメージが米しか無いよく居る日本人の私は、新潟に48ができることに驚いた。
かつては東京、大阪に続く大都会であったという。
タワマンを背景にした踊りシーンで片鱗が見えるかもしれない。(それは無い)
新潟や東北の米は本当に美味しい。みなさん米を食べながらNGT聴きましょう。
アウフタクトは最高
私の褒めレビューの45%(当社調べ)に登場するらしいこの文字、好きなんです。。
未来はいつも~~のとこ、1小節目に先行してますよね。
大抵の場合はバックの音が静まるのですが、Bメロから盛り上がったままサビに突入する。
これはデビュー曲であるから隙間なく音を配置したかった、というプロデューサーの思惑が垣間見れる編曲と想像している。
この技を使うときは大抵の場合に伝統的なコード進行とメジャーコードを利用することになるから、覚えて置くといいと思います。