AKB48グループ楽曲・MV(動画)レビュー まとめ

作詞作曲もするただのAKBマニアの「えるがー」が、AKB48グループの楽曲やMVをレビューしています(全曲したい!)


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SKE48 / 前のめり / 楽曲レビュー

爽やかの絶頂

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秋元康(作詞) 杉山勝彦(作曲) 若田部誠(編曲)中村哲平(MV監督)

★★★★★★★★★★ (rating 10/10)

 

爽やかで透明感のある楽曲

透明感のあることで有名な松井玲奈のシャカシャカ音の卒業ソング。
松井玲奈のボーカルがメインで高音と細い声が印象的。
サビで2度の転調していることや、8小節目1:16辺りのセカンダリードミナントのコード感が爽やかで疾走する「いえい!明るく卒業だあ!」という未来感があります。

この楽曲のキモで美しいととても思います。
アイドルの楽曲で退発的で暗いコード感でこういう雰囲気のサビはあまり聴かないので、初めて聞いたときに変な声が出て新鮮でいいなと思った。

イントロのシンセストリングスがボーカルラインをなぞるのがサビ想像をできるし、サビのシンセハーブも私は好きですね。

秋元さんの好きな「しつこいくらいの繰り返し」 が音でも実現しているのでは。

 

デジタルミュージックならでは

DAWが主流になっている今のポップミュージック界隈ではこういうタイプの楽曲は量産されていると思う。

こういうタイプ・・・取り敢えずリズムループを敷いて、ボーカルラインを決めてデジタルなストリングスやコーラスを入れる編曲のこと。

編曲自体非常にセンスが高く、独特な音感で聴けば聴くほど好きになると思います。

一度聴いただけではよく分からないかも。。

正直なところSKE48の楽曲は完成度の高いものは多くないですが、これはこだわりが見られていておすすめです。