AKB48 / 希望的リフレイン / 楽曲レビュー
終わりよければ全て良し
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秋元康(作詞) 井上ヨシマサ(作曲)佐々木宏(MV監督)
★★★★★★★★☆☆ (rating 8/10)
転調をすることで不安定になるよく分からない構図
サビで転調するのだが、とっても不安な雰囲気を感じる不安定転調となっている。
MVやAKB衣装を見てもスタンダードなポジティブソングを彷彿させるのだが、なぜかサビでよく分からんところに移動する。
しかしこれが、気持ちいい。
アイドルの楽曲でサビで突然不安感を煽る演出はほとんど見たことないのだけど、作曲論的にもよく分からない進行。
よく考えるとAメロのベースラインもむひゃむひゃ高音がうるさかったり、一体何がしたいんだかよくわからないが
しかしこれが、気持ちいい。(二回目)
プロフェッショナル
17小節目からAメロ回帰感が出ると思うけれど、ここが解決ポイントだと考える。
あきらめかけて「も」~のとこで気持ちよくないですか?
ここのm7-5という世界に光を系コード(は?)がその後に来て完全に闇が晴れた感じになる。
MVで走り続ける少女たちを見ながらよく分からない気持ちが最終的には昇華していく良作。