AKB48グループ楽曲・MV(動画)レビュー まとめ

作詞作曲もするただのAKBマニアの「えるがー」が、AKB48グループの楽曲やMVをレビューしています(全曲したい!)


↓↓↓AKBグループの動画も見れるAmazon プライムビデオ愛用しています!↓↓

櫻坂46 / Nobody's fault / 楽曲レビュー

欅坂46あらため櫻坂46

※Amazonにリンクしています。

秋元康(作詞) デレク・ターナー(作曲)後藤匠平(MV監督)

★★★★★★★☆☆☆ (rating 7/10)

日本のアイドルに合わない作風

アイドルの楽曲作りというのは難しい。
AKBグループでは基本的にストック型(何百というプール曲から今回のテーマに合った曲を選別)で選曲されるが、おそらくこれは書下ろし型(作曲家に頼んじゃう)だと妄想できる。
今作は韓流アイドルにもよくあるフレーズを繰り返すサビで、かつてアメリカのバンドサウンドを模倣したポップスで多用されていたもので日本では珍しいく、c/wでならあると思うがメイン曲にもってくるのはある意志を感じる。
Im-Im(7)-IV-Imという進行で、クラシックや動揺などパーマネントな音楽で多様されていたもので、力強かったり絶望であったり、感情が揺さぶられる楽曲で特に多い。

前述した”難しい”というのは楽曲そのものよりアイドルの楽曲として評価できるかということだ。
欅坂46の楽曲としてならあり得るので評価をしたのだが、名前が変わったわりにあまり変わっていない印象のため評価が低くなっている事を留意していただきたい。

私の大好きな佐渡島で撮影

新たなる夜明けに相応しい波打つ、曇り空で、意味有り気な表情、での撮影で日本海の孤島(演出)
スマホで見やすい様なゆるふわなMVが多い時代に、シャドウやBlueとorangeに色を振っているのが好感触で、錆色ともいえる色域が光と共に美しく、やはり夜明けに相応しい。
深刻系表情の演技はとても難しいとは思うが、今後もこの路線を続けていくのならレベルが上がることを期待している。